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第3回東京夜行軍始末記

11/19,20と「東京夜行軍 by 松本深志OB/OG」が催されました。

私個人は、前回に続き2回目の参加です。

そしていきなり、実行委員長を引き受けることに。

今回は、一年先輩が同窓会で声を掛けてくださったこともあり、上は60台から下は大学生まで、総勢27名での夜行軍となりました。

23:30に両国に集合し、円陣を組んで自己紹介をし(これは是非やりたかった!)、本所松坂町の吉良邸跡を目指して出発しました。

私は実行委員長として殿(しんがり)を勤めました。

予定としては、その後、水天宮を通って、日本橋を抜け、銀座、新橋、芝公園、泉岳寺、竹芝、浜離宮庭園、そして築地市場という16kmの行程を辿ることになっていました。

ところが、新橋に着いた時点ですでに30分以上の遅延が発生し(この時点でAM2:00近く)、このままでは予定の4:15に築地に到着することは不可能で、下手すると明け方になってしまうのでは?ということで、先導を勤めてくださった先輩の判断により、目的地を愛宕山に変えることになりました。

Dsc_2375_2おそらく5km以上の短縮になったのではないでしょうか。

27名の参加により、列が長くなってしまったこともあり、前回よりも大幅に歩く速度が遅くなってしまったようです。

それでも愛宕山の急階段は歩き応えがあり、まあ、そこそこ風情もあり・・・

赤穂浪士の皆様には申し訳なかったのですが、楽しい行軍になったと思います。

そして、AM3:00過ぎに築地市場に到着。

24h営業の鮨屋に入って祝杯です。

ここのビールが何とも旨く、また鮨も旨い。始発電車が動き始めるまで鮨をたらふく食べて英気を養います。

天候も比較的穏やかでしたし、初心者向きの夜行軍になりました。

しかし、しかし・・・

私は前の晩も会社で徹夜をしたせいか、前回よりも遙かに体に堪えていました。

帰りは、テリー伊藤のお兄さんがやっている例の卵焼き屋で卵焼きを買い(ちゃんと本人がいるんですね!)、安い鮪の刺身を1kg買い、帰路に着きました。

優雅なオトナの遊びと言ってもよいでしょう。次回も楽しみです。

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侵略される側の論理

知人に、

「昨年、私が読んだ中で一番泣いた本です」

と薦められて、高橋克彦の『火怨』を読みました。

八世紀後半、それまで平和に暮らしていた陸奥の民。
しかし、黄金が発見されたことにより、黄金欲しさに支配せんと攻めてくる朝廷の大群に、蝦夷のリーダー「アテルイ」が如何に立ち向かったか・・・という物語です。

私たち、「大和」側の人間としては、征夷大将軍坂上田村麻呂の側から物事を捉えることはあっても、「蝦夷」側から見ることはあまりないのではないでしょうか。

侵略する側の論理と、侵略される側の論理。

わずか一万余の兵で十万の大群にどのようにして立ち向かったのか。

アテルイを補佐する知将、勇将たち。

勝利することよりも、自分たちを「同じ人間である」と大和の人間に認めさせたかった蝦夷たち。

実は、攻める側の田村麻呂も、征夷大将軍という立場上、仕方無く攻めているのであって、蝦夷側に心を寄せているのでした。

蝦夷にこそ「人間らしさ」を見ていたのです。

ちょうど今日、読み終わったのですが、最後の数頁は涙で霞んでなかなか読み進めることができませんでした。

でも最後には、哀しいけど、清々しい気分にもなりました。

そういう意味では、ちょっと前に読んだアメリカインディアンの詩もよかったな~。

地球を支配しようとする白人や、あるいは我々よりも、地球と共に生きようとする彼らの方が、よほど深い生き方をしていると思うのですが・・・

ね。

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